クロコダイルはバギーになぜ大金を貸した？　ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究

クロコダイルはバギーになぜ大金を貸した？

クロコダイルはバギーになぜ大金を貸した？　目次

クロコダイルはバギーに大金を貸していた

週刊少年ジャンプ2022年39号に掲載されたワンピース第1058話ではクロスギルドがバギーによって設立された組織ではなく…

クロコダイルとミホークが設立しようとしていた組織であったという事などが明らかになりましたが…

クロコダイルがバギーに大金を貸していたということも明らかになりましたね！

クロコダイルは頭のキレる男であり、またビジネスに関しては非常にドライで合理的な男だと思いますが…

そのクロコダイルが、バギーになぜ大金を貸したりしてしまったのでしょうか？

バギーは結局、クロコダイルから借りた大金を返せなくなってしまっていたようですが…

バギーのようなすぐに調子に乗ってしまう男に大金を貸してしまったら、かなりの確率で貸した金を回収できなくなりそうな事くらいクロコダイルほどのキレ者ならば見通せそうです。

それにも拘わらずクロコダイルがバギーに大金を貸してしまったのはなぜだったのでしょうか？

考えていってみたいと思います。

バギーにクロコダイルが大金を貸した理由は？

クロコダイルは一緒に脱獄をしたよしみだけで大金を貸す男ではない

クロコダイルが貸した大金を返せないなら人身売買って手もあると言った後、バギーとクロコダイルは

バギー：「何をコエー事!!　インペルダウン一緒に脱獄した仲だろ!!　クロちゃん♡」

クロコダイル：「ーそのよしみで貸した金だが返せねェならケジメつけろ　おれも新会社の設立で入り用なんだ!!」

といったやりとりをしていましたが…（ワンピース　第1058話）

一緒にインペルダウンから脱獄をしたよしみだけで大金を貸すほどクロコダイルが甘い男であるようには思えません。

バギーに大金を貸したのは、その金を回収した上で利息による利益が得られる確率が高いとクロコダイルが考えたからなのだと思います。

では、なぜクロコダイルはバギーに大金を貸しても、ちゃんとそれを回収できるはずだと考えたのでしょう？

クロコダイルはバギーの妙なカリスマ性を知っていたから大金を貸した!?

クロコダイルはインペルダウン脱獄からマリンフォード頂上戦争までの間にバギーに妙な人心掌握の力があるところを目の当たりにしています。

インペルダウンを脱獄した者達の乗り込んだ軍艦の向かう先が海軍本部のあるマリンフォードである事を知らなかった脱獄者達は、その事を知ると激しく動揺し…

軍艦を奪って海軍本部行きを阻止する気になっていました。

ですがバギーが

「この艦（ふね）はもう止まらねェんだ!!　戦争のどまん中へ向かってる!!　「乗りかかった艦」って事もあらァな」

「ハラァくくってよく考えろ…　手を伸ばせば届く距離に世界の”頂点”が首を磨いて現れる!!」、

「……もう生涯こんな”チャンス”はねェだろうな」

「男なら……!!!　おれと一緒に夢を見ねェか…!?」

「おれは今日…　”白ひげ”の首を…　即ち”世界”を取る!!!!」

と言い放つと、もう誰も海軍本部行きを阻止しようとする者はいなくなり、脱獄者達の気持ちはまとまりました！（ワンピース56巻　第549話）

クロコダイルは、そんなふうにバギーが妙なカリスマ性を発揮する場面を目撃していましたから…

実力はなくても妙なカリスマ性を持っているバギーなら、そのカリスマ性で事業を成功させる可能性は高く…

したがって、大金を貸しても回収できる可能性は高いと考えたのかもしれませんね!?

そのように考えれば、クロコダイルのようなキレる男がバギーのようなお調子者に大金を貸していたという事を納得できます！

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