狂死郎(正体は傳ジロー)の行動の意図を探る

羅針盤のイラスト

狂死郎(正体は傳ジロー)の行動の意図を探る 目次

狂死郎の正体が傳ジローだと判明したが…

ワンピース第973話”光月の一族”で多くのワンピースファンが予想していたとおりに狂死郎正体がやはり傳ジローだったということが明らかになりました。

狂死郎が初めて登場したのは第919話(ワンピース91巻)でしたが…

これまでにワンピース作品中に描かれた狂死郎の行動を振り返り…

正体は傳ジローである狂死郎がなぜそのような行動をとっていたのかを推察していってみたいと思います。

正体が傳ジローだった狂死郎の行動の意図を推察

地面に刺さった刀のイラスト

狂死郎=傳ジローは光月を恐れる必要はないと主張

狂死郎が酒席に同席した男にオロチが光月家の亡霊達が己を殺しに来るのではないかと恐れていると明かした上で

「ハッハッハッハ!! 手合わせしてみたいものだ!!」

「死者に何ができる!? 光月家の侍達は20年前!! 城内に追い込み全員焼き殺したであろうが!!! ハハハハ…」

と言い、オロチが光月を恐れていることを笑い話にしていました。(ワンピース91巻 第919話)

また、オロチが開いた宴会では狂死郎は

「狐火の錦えもん以下”赤鞘”の侍達… 出くわすならば望む所!! 一太刀に斬ってご覧いれましょう」

とオロチの前で言っています。(ワンピース93巻 第932話)

狂死郎の正体が傳ジローだったとなりますと、これらの狂死郎の言動は

■おでんの意志を継ぐ者=光月の侍達がカイドウ、オロチを討とうとしているなどあり得ないとオロチの周囲の者達に思わせようとしている

■オロチに光月の侍への警戒など必要ないと思い込ませようとしている

といった意図に基づくものだったということになりそうですね。

オロチが開いた宴会に招かれた者達は皆、光月の侍達がカイドウやオロチを討とうとしているなどあり得ないと完全に思い込んでいたようですが…(ワンピース93巻 第932話)

もしかしたら、彼らがそのように思い込むように以前から狂死郎が誘導を続けていたということも考えられるかもしれませんね。

狂死郎=傳ジローは小紫を斬ったように見せかけた

狂死郎は小紫を斬ったように見せかけ、実は斬ってはいませんでしたが…(ワンピース93巻 第933話~)

この件については狂死郎の正体が傳ジロー、小紫の正体が日和と明らかになりましたので…

狂死郎=傳ジローが小紫=日和を生き延びさせるためにそうしたという事は疑いようもありませんね。

狂死郎=傳ジローはオロチをゾロから守った

狂死郎はオロチをゾロから守り…

ゾロに「どけよ!!!」と言われると

「そうはいかん!! 拙者 将軍の犬ゆえ」

と言っていました。(ワンピース94巻 第944話)

狂死郎の正体は傳ジローで彼は怒りで顔が変わってしまうほどオロチとカイドウのことを憎んでいるはずです。

それにも拘わらず狂死郎がオロチをゾロから守ったのは…

この時点でオロチを亡き者にしてしまえばカイドウを討つ事が困難になってしまうと判断したたためなのではないかと考えられそうです。

また… もしかしたら決戦の時がきたらオロチをどうしても自分達で討ちたいと思っていたために狂死郎=傳ジローはゾロからオロチを守ったなどという事も考えられるかもしれません。

【2020年3月10日】

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