オロチが過去編のコマ使いから将軍になるまで　ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究

オロチが過去編のコマ使いから将軍になるまで

オロチが過去編のコマ使いから将軍になるまで　目次

オロチが康イエに拾われたコマ使いとして過去編に登場！

ワンピース第959話の終盤からワノ国過去編が始まりましたが…

第961話の最後に黒炭オロチが登場しましたね！

カイドウと手を組み、20年前に「光月」からワノ国の将軍の座を奪ったオロチが、41年前が舞台となっている過去編には白舞大名・霜月康イエにコマ使いとして拾われた男として登場しましたが…

コマ使いだったオロチは、はたしてどのようにワノ国の将軍にまで成り上がっていったのでしょうか？

今回は、そのことを推察していってみたいと思います。

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※ワノ国過去編が始まった第959話が掲載された週刊少年ジャンプ2019年47号には「時は39年前－」と記されていましたが…

「ONE PIECEスタッフ公式Twitter」でジャンプ発売日に「39年前」は誤りで正しくは「41年前」と訂正されていました。

過去編にコマ使いとして登場したオロチはカイドウに選ばれ将軍に？

オロチはカイドウといつ手を組んだのか？

過去編登場時にはコマ使いだったオロチが、いかにして「光月」からワノ国の将軍の座を奪うまでになるのかを考えるに当たって重要になってくるのは…

■カイドウとオロチは、どの時点で手を組んだのか？

■なぜカイドウはオロチと手を組むことにしたのか？

ということですね。

カイドウと手を組むことがなかったらオロチが「光月」から将軍の座を奪えることは絶対になかったはずですからね。

過去編登場時には康イエにコマ使いとして拾われた男だったオロチが、ある程度自分の力のみでのし上がってきたところでカイドウに目を付けられたのか…

あるいは、過去編登場時に既にオロチはカイドウと手を組んでいたのかというと…

まず間違いなく前者の方だと思います。

なぜならば、38年前のロックス海賊団壊滅時にロックス海賊団の海賊見習いだったカイドウが41年前の時点で既にオロチと手を組んでいたなどということはまず考えられないと思うからです。

カイドウとオロチが手を組んだのは20年前の少し前!?

過去編登場時の41年前のコマ使い・オロチが既にカイドウと手を組んでいたわけではないとなってくると…

ワノ国を裏から支配しようと決めたカイドウが、手を組む相手として選び、表向きのワノ国の統治者に仕立てる人間として選んだのがオロチだったということになりそうですね。

カイドウはモモの助に対して

「お前の父は…　バカ殿だ」

と言っていたようですが…（ワンピース82巻　第819話）

これは、将軍の跡目だった光月おでんがカイドウと手を組むのを拒否し、それが結果として彼が罪人として処刑されることに繋がったためかもしれません。

そして、おでんと手を組み損なったカイドウが代わりに選んだ手を組む相手がオロチだったということなのかもしれませんね。

もしも、そのとおりだったとしたらカイドウとオロチが手を組んだのは、おでんが罪人として処刑された20年前の少し前ということになりそうです。

オロチは過去編登場時のコマ使いから約20年でカイドウと手を組むまでに…

上記の推察が的を射ていた場合、オロチは過去編に康イエに拾われたコマ使いとして登場した41年前からの約20年の間にカイドウに手を組む相手として選ばれるまでにのし上がっていたということになりますね。

康イエが磔にされた状態でオロチに対して

「20年前　おでんが死に……!!　－オロチは残る我々４人の”大名”に問うた　黒炭に仕えるか　戦うか!!」

と言っていましたから（ワンピース93巻　第942話）カイドウと手を組んだ時点でのオロチが希美、鈴後、兎丼の大名になっていたわけではないことは確かです。

それでも、カイドウに手を組む相手として選ばれるだけの何かを過去編登場時の41年前から約20年の間にオロチは得ていたのでしょうね。

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