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王下七武海になるための必要条件

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一億を超える賞金首を捕らえることで実力を示せる!?

王下七武海入りを画策していた頃の黒ひげマーシャル・D・ティーチは、ルフィの懸賞金が1億ベリーになったことを知った時に

「捜してたのは”一億”を越える首だ!!! ゼハハハ!!! さァ成り上がってやるぜ ここから!!!」

と言っています。(ワンピース25巻 第234話)

そして、黒ひげはルフィを獲(か)ろうとしましたが、ルフィは突き上げる海流(ノックアップストリーム)に乗って空島に行ってしまいました。(ワンピース25巻 第236話)

「捜してたのは”一億”を越える首だ!!!」という言葉とその後の行動からすると、どうやら黒ひげは、世界政府王下七武海の称号を得るのに相応しい実力があると示すことが一億を超える賞金首を差し出すことによってできると考えていたようですね。

では、この黒ひげが考えていた実力を示すための方法は正しいものだったのでしょうか?

一億という基準は正しいのか?

黒ひげが目をつけた時点でルフィは、クロコダイルとの戦いに勝ち、その野望を阻止していました。この事は公にはなりませんでしたが、世界政府上層部は把握していたはずです。

ですから、ルフィの首を差し出せば、黒ひげは【王下七武海の一員に勝った者に勝った者】として、その実力を示すことができたわけですから、王下七武海入りを認められた可能性は高いでしょう。

実際には、黒ひげは王下七武海に勝ったルフィではなく、かつて王下七武海入りを打診され、それを断ったという過去があるエースを世界政府に差し出し、王下七武海入りを果たしたわけですが。

しかし……一億を超える賞金首といっても色々いますよね。特に新世界には億超えの賞金首がウジャウジャいます。

ドンキホーテ・ドフラミンゴとトラファルガー・ローが王下七武海の称号を失った時点で、また王下七武海には二人の欠員が生じていますが、一億を超える賞金首を捕らえて世界政府に差し出す者がいれば、王下七武海入りが可能となってくるのでしょうか?

たとえば、懸賞金2億1000万ベリーのカリブーを倒したペコムズ(ワンピース66巻 第652話)、X(ディエス)・ドレーク(ワンピース73巻 第725話と第727話の扉絵)なども、彼らがもしも四皇の勢力に属しておらず、王下七武海入りを希望してカリブーを世界政府に差し出していたとしたら、七武海に加盟していたのでしょうか?

四皇配下に懸賞金が10億に達する者もいるのに…

まあ、ペコムズやドレークの実力なら、場合によっては七武海入りが認められたかもしれませんね。

なにしろバギーだって、あの程度の強さでも王下七武海入りを果たしてしまったんですからね。もっともバギーの場合は、強さではなく、他の海賊への影響力を評価されたのでしょうが。

ただ、四皇配下に億超えの賞金首が、それこそウジャウジャいて、中には百獣海賊団のジャックやビッグ・マム海賊団のカタクリのように懸賞金が10億ベリーに達するような者もいるとなると……四皇、海軍本部とともに三大勢力の一角とされる王下七武海への加盟が、たかだか一億を超えた程度の賞金首を差し出しただけで本当に可能になるのかどうかが非常に疑問に思えてきます。

選定の基準は非常に曖昧で情勢にも大きく左右される

マリンフォード頂上戦争後、王下七武海に三つも空席が生じた際に五老星たちは

「”三大勢力”の均衡などもはや目も当てられん ”七武海”に空いた三つの席をどう埋めるか」

「新世界の動きを少し待つべきだ 海賊達の中での勢力図も変わってくる筈 より影響力のある人材を選出せねば」

と言っていました。(ワンピース60巻 第594話)

王下七武海入りを認められるためにクリアすべき基準は非常に曖昧で、時の情勢にも大きく左右されるということのようですね。

ペコムズやドレークの実力でも、彼らがフリーの立場にあり、王下七武海入りを希望した場合、情勢によってそれが認められた時もあれば、認められなかった時もあったのかもしれません。

続けて『新旧王下七武海 新旧王下七武海2 王下七武海は補充されるのか?』をご覧ください

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