黒ひげの懸賞金はなぜ0だったのか?

フィギュアーツZERO マーシャル・D・ティーチ (黒ひげ)

黒ひげの懸賞金は王下七武海になるまで0だったが…

黒ひげマーシャル・D・ティーチは、王下七武海への加盟を認められるまで懸賞金を全く懸けられていませんでした。

シャンクスは白ひげ海賊団にいた頃の黒ひげのことを

「あいつはじっと機を待ってた… 隊長の座にもつかず名を上げず自分を隠し 今まで”白ひげ”というデカイ名の陰に潜んでいたんだ!!!」

と言っています。(ワンピース45巻 第434話)

白ひげ海賊団にいた頃の黒ひげは、自分を隠し目立たぬように心掛けていたのでしょうから懸賞金が懸けられなかったのも当然のことと納得できます。

しかし、白ひげ海賊団から逃亡した後の黒ひげは、黒ひげ海賊団を結成し、ドラム王国に乗り込み、壊滅させています。

それでも黒ひげの懸賞金は0のままだったわけですが、これはいったいなぜだったのでしょうか?

黒ひげはドラム王国をまたたく間に滅ぼした

滅んだドラム王国を再建させ、後にサクラ王国の国王となるドルトンは、ウソップとビビに

「一年にも満たない数か月前に… この国は…一度滅びているんだ…海賊の手によって…!!!」

「たった5人の海賊団だった… 船長は”黒ひげ”と名乗り… 我らにとって絶望的な力で この国をまたたく間に滅ぼした」

と語っています。(ワンピース15巻 第133話)

黒ひげがヤミヤミの実の能力を使い、ドラム王国の人々を絶望させたところが目に浮かぶようですね。

黒ひげは世界政府加盟国を滅ぼしても懸賞金0のままだった

ドラム王国は世界政府加盟国でしたから、世界政府は加盟国を滅ぼした海賊に懸賞金を懸けなかったということになります。

東の海(イーストブルー)時代のルフィに懸賞金が懸かり、それが上がっていった頃のことを考えると、これはあり得ないことのように思えます。

しかし、ドラム王国を滅ぼしても黒ひげの懸賞金が0のままだったことは紛れもない事実なわけですから、その理由を推察していきましょう。

黒ひげを知らずにラフィットを知っていた つる

クロコダイルが王下七武海の称号を剥奪された際に開かれた海軍と七武海加盟者の集会の場に黒ひげ海賊団のラフィットが姿を現すと、そこに居合わせた つるは

「お前 ラフィットだね」

「”西の海”(ウエストブルー)で広く名の通った保安官だよ 度を越えた暴力で国を追われた男さ…………」

と言っていました。しかし、ラフィットが黒ひげティーチの名を出しても、つるもセンゴクもその他の者たちも誰もその名を知りませんでした。(ワンピース25巻 第234話)

このことから、ドラム王国を滅ぼした後も世界政府が黒ひげを全くノーマークだったことがわかります。

ドラム王国で起こったことを世界政府は全く把握していなかった

そうなってきますと、これはもうドラム王国が黒ひげによって滅ぼされたことを世界政府が把握していなかったとしか考えられなくなってきますね。

ワポルは、その軍勢とともに戦おうともせずに黒ひげから逃げてしまい、黒ひげが去ると再び国王の座に戻ろうとしていました。

そのためにワポルは、黒ひげ海賊団の襲撃に遭ったこと自体を隠しておこうとした……そんなところなのでしょう。

そうだとすれば、ワポルもワポルですが、加盟国がそんな状況になっても、それを把握していない世界政府も世界政府ですね。

続けて『四皇 黒ひげ4 黒ひげはルフィのおかげで命拾いしていた』をご覧ください

ワンピースネタバレ1112話 マーズ聖がパンクレコーズに』はこちらから

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