人造悪魔の実が動物系に限定されていることが持つ意味

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人造悪魔の実は全て動物系

ドンキホーテ・ドフラミンゴは、自分の持つ工場でシーザー・クラウンに作らせた「SAD」から動物(ゾオン)系の人造悪魔の実「SMILE」を造り出していました。(ワンピース69巻 第689話)

シーザーは、人造悪魔の実の元となる「SAD」を自分が作っていたことを自慢に思っていたようですが、彼が「SAD」を作れたのは、どうやらDr.ベガパンクが血統因子を発見していたからこそだったようです。(ワンピース70巻 第698話)

その血統因子の発見者=ベガパンクもかつて人造悪魔の実造りに取り組んでいたようですが……ベガパンクが造っていた人造悪魔の実もまた動物(ゾオン)系だったようです。(ワンピース69巻 第685話)

したがって、これまでに判明している限りでは、人造悪魔の実は全て動物(ゾオン)系ということになります。

ベガパンクをもってしても自然系・超人系の悪魔の実は造れない!?

人造悪魔の実が動物(ゾオン)系のものしか造られていないとしたら、それは、天才科学者Dr.ベガパンクをもってしても自然(ロギア)系や超人(パラミシア)系の人造悪魔の実は造れないということを意味しているのでしょうか?

ベガパンクが血統因子を発見したことによってシーザーが動物(ゾオン)系人造悪魔の実の元となる「SAD」を作れるようになったのは

●血統因子の発見によって遺伝情報の解析が可能になった

●遺伝情報の解析ができた事によって動物の身体特性・能力を人間に持たせることができるようになった

といった事の結果だったのではないかと推察できます。

しかし、人間の身体を自然物に変化させたり、人間に不可思議としか言いようのない能力を与えることまではできないため人造悪魔の実は動物(ゾオン)系に限られているのでしょう。

天才ベガパンクをもってしても自然(ロギア)系・超人(パラミシア)系の人造悪魔の実を造れずにいるのだとしたら、理由はそこにあるのだと思います。

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悪魔の実は500年先以上のテクノロジーによって造られた!?

もしも、悪魔の実が優れたテクノロジーを持つ何者かによって造られたのだとすれば、悪魔の実を造り出した者たちが持っていた科学力の水準は、人類が500年をかけても到達できないほどの領域のものだったということになりそうです。

なぜならば、Dr.ベガパンクの科学力は、これから人類が500年をかけて到達する域にあるようですが(ワンピース50巻 第485話)そのベガパンクの科学力をもってしても自然(ロギア)系・超人(パラミシア)系の悪魔の実を造ることはできていないようだからです。

悪魔の実がそんなオーバーテクノロジーの産物だとしたら、なぜそのようなモノが存在しているのかを考えていくことによって『ONE PIECE』(ワンピース)の世界の謎が解けていくのかもしれません。


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続けて『悪魔の実9 モチモチの実の能力とゴムゴムの実の能力に上下関係はない!?』をご覧ください

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