くまの自我・人格をサターン聖が奪った理由　ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究

くまの自我・人格をサターン聖が奪った理由

くまの自我・人格をサターン聖が奪った理由　目次

くまの自我・人格をDr.ベガパンクに奪わせたのはサターン聖！

五老星ジェイガルシア・サターン聖は、バーソロミュー・くまを人間兵器に改造したDr.ベガパンクに

「私は命令したのだ　ベガパンク」

「自我を残す事は絶対に許さん!!!」

と言っていたようです。その時にベガパンクは

「しかし－それではくまは!!」

と言って、くまの自我を完全に奪ってしまうことに反対していたようでしたが…（ワンピース　第1094話）

結局、ベガパンクはサターン聖に命じられたとおりにくまの自我を完全に奪わざるを得なかったようです。

くまの自我・人格をベガパンクに奪わせたのがサターン聖だったとわかった時には、なぜサターン聖がくまの自我・人格を完全に奪う事にこだわったのかが謎でしたが…

その後、くまの過去が明らかになった事によって、この謎は解くヒントが与えられていたと私は思っています。

くまの自我・人格を奪う事にサターン聖がこだわったのは…

サターン聖がくまの自我・人格を奪う事にこだわった原因はくまが子供の時の言葉

38年前のゴッドバレーで天竜人による人間狩りが行われていた時、サターン聖とくまは

サターン聖：「バッカニア族の子供……　お前には奴隷になる事と死ぬ事しか許されていない…　－それは歴史が決めたのだ」

くま：「……おじさん　えらいの？　生まれた時からえらいなんておかしいよ…　生まれた時から奴隷なんて生まれる意味がない」

「ぼくに今　何かの力がついたのなら　－ぼくは”ニカ”のように…　こんなかわいそうな人達を一人でも多く救いたい!!!」

サターン聖：「…だから消えるんだ　お前達は」

といったヤリトリをしていました。（ワンピース　第1096話）

この時のくまの言葉が、後にサターン聖が、くまの自我・人格を奪う事にこだわるようになった原因だったのではないかと私は考えています！

サターン聖は子供の時のくまに言われた事を根に持っていた!?

サターン聖は、38年前に子供の時のくまに「おじさん　えらいの？　生まれた時からえらいなんておかしいよ」と言われた時…

奴隷になる事か死ぬ事しか許されていない子供に自分の存在を否定されてしまったように感じ…　以来、ずっとその事を根に持っていたのかもしれません。

また、「ぼくは”ニカ”のように…　こんなかわいそうな人達を一人でも多く救いたい」とくまが言っていた事も…

自分達五老星が頂点に立っている世界（本当の頂点にはイムがいますが）を否定されたようで気にくわなかったのかもしれません。

そして、子供時代のくまに言われた事を根に持っていたサターン聖は、実際に力をつけたくまが、革命軍の一員として自分達に盾突いてきた事も相まって…

くまへの憎悪を抑えられなくなり、その復讐としてくまの自我・人格を完全に奪う事をベガパンクに強制したのかもしれません。

もしも、そのとおりだとしたら、サターン聖は世界の頂点に立つ者の一人でありながら、メチャクチャ器の小さな男だということになりますね！

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