家族が欲しかった白ひげがなぜロックス海賊団に？　ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究

家族が欲しかった白ひげがなぜロックス海賊団に？

家族が欲しかった白ひげがなぜロックス海賊団に？　目次

家族が欲しかった白ひげ　なぜロックス海賊団の一員になったのか？

白ひげエドワード・ニューゲートは、若かった頃（まだトレードマークのヒゲをはやしていなかった頃）に当時の仲間との間で

「おかしいぜ　海賊が財宝に興味ねェなんてよ　お前一体何が欲しいんだァ？　おいニューゲートォ!!」（仲間）

「………ガキの頃から…　欲しかったものがある」（ニューゲート）

「おお!!　あるのか　教えてみろ!!」（仲間）

「………………家族」（ニューゲート）

「何だ　そりゃあ　ギャハハハハ……」（仲間）

といったやりとりをしていました。（ワンピース59巻　第576話）

このことによって白ひげが欲しかったものが家族だとわかったわけですが…

家族のいない孤児であった（ワンピース90巻　第909話）という生い立ちが白ひげに家族を求めさせるようになったことは想像に難くありませんね。

では…　その財宝に興味がなく、欲しいものは家族だったという白ひげが、なぜロックス海賊団の一員になったのでしょうか？

儲け話で集まったロックス海賊団に家族が欲しかった男が入った理由は？

ロックス海賊団は白ひげ海賊団とは真逆の仲間殺しが絶えない海賊団

センゴクは、若い海兵達にロックス海賊団について説明した際に

「「ロックス海賊団」とは大昔”海賊島ハチノス”にて一つの儲け話の為にかき集められ生まれた個性の集団　船内でも”仲間殺し”も絶えない凶暴な一味だった」

と話しています。（ワンピース　第957話）

このことからロックス海賊団が、儲け話の為に集まったクセ者だらけの集団で、仲間殺しが絶えない凶暴な集団だったことがわかったわけですが…

後にそんなロックス海賊団とは真逆の「仲間殺し」を最大の禁忌（タブー）とする白ひげ海賊団を率いるようになる男＝白ひげエドワード・ニューゲートが、なぜそんな仲間殺しが絶えないような海賊団の一員になってしまったのでしょうか？

白ひげがロックス海賊団に入ったのは故郷のため？

財宝そのものに興味はなかったという白ひげですが、自分の宝の取り分は全て「故郷」の村に貢いでいたといいますから…（ワンピース90巻　第909話）

自分が大きく儲けることができれば、その分だけ「故郷」の人々を豊かにしてやれると考え、白ひげはロックス海賊団の一員になったのかもしれないですね。

そうとでも考えなければ、財宝に興味がなく、欲しいものは家族という白ひげが、儲け話の為に集まった凶暴な一味の一員になったことを納得するのは難しいですからね。

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※「VIVRE CARD 0270　エドワード・ニューゲート」によれば白ひげの故郷の名は「スフィンクス」となっています

ロックス海賊団にいたからこそ白ひげは「仲間殺し」を白ひげ海賊団の最大の禁忌にした!?

とはいえ…　財宝に興味はなく、欲しいものは家族という白ひげにとって「仲間殺し」が絶えない凶暴な集団＝ロックス海賊団が居心地のいいところでなかったであろうことは想像に難くありません。

もしかしたら、白ひげは、ロックス海賊団にいた時代に

「こんな”仲間殺し”が絶えねェような海賊団に先はねェな」

「おれが海賊団を率いた時には　おれの船に乗るヤツら…　おれの息子達には”仲間殺し”は絶対にやっちゃいけねェという掟を作って守らせよう」

などと考えていて…

白ひげ海賊団を率いるようになった時にそれを実践したのかもしれまないですね。

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