センゴクとガープの強さはサカズキより上? 下?

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センゴクとガープの強さが海軍トップクラスである事は間違いないが…

当サイト『ワンピース考察・研究』の『海軍の人事システムの問題点』のページにも書かせていただいているように海軍では強くない者は出世できないようになっていますよね。

そんな海軍のトップ=元帥を務めていたくらいですからセンゴク強さが強者揃いの海軍の中でもトップクラスのものであったことは間違いないでしょう。

そして、「自由にやるには これ以上の地位はいらん」という理由で昇格をケリ続けて、中将という地位に留まり続けた(ワンピース0巻 第0話)ガープの強さもまた海軍の中でもトップクラスのものであったことは間違いないはずです。

だからこそガープは「海軍の英雄」と呼ばれ続けてきたのでしょうからね。

では……センゴクやガープの強さは、やはり海軍でトップクラスの強さであるはずの現元帥・サカズキと比べたら上になるのでしょうか? 下になるのでしょうか?

頂上戦争の時にサカズキを殺しかけた(?)ガープ

ガープは、マリンフォード頂上戦争の戦場でにエースに致命傷を負わせたサカズキに向かっていこうとして、センゴクに押さえつけられた時に

「ハァ……!! そうやって…わしを押さえておけセンゴク!!! ……!!! でなければ………わしゃァ サカズキを… 殺してしまう」

と言っていました。(ワンピース59巻 第574話)

海兵としてはあるまじき言動ですが……ロジャーから託され、育てた(ダダンに育てさせた)孫同然のエースを殺されてサカズキに対する怒りを抑えられなかったガープの心情は察するに余りあります。

しかし、今、考えたいのはガープの心情ではなく、ガープの強さ(戦闘能力)がサカズキを殺し得るレベルのものだったのかどうかという事です。

この時、センゴクがガープを止めたのは

●サカズキが殺されるのを防ごうとした

●その逆にガープが返り討ちにあって殺されるのを防ごうとした

のどちらでもなく、サカズキに向かっていくというガープの行動が海兵として正しくないものだったからだと思います。

したがって、センゴクが必死になってガープを止めた事からガープとサカズキのどちらの方が強いのかを推し測るのは不可能ですね。

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頂上戦争で力を一番見せつけていたのはサカズキだが…

マリンフォード頂上戦争の時には、センゴクやガープよりもサカズキの方がずっと力を見せつけていましたよね。

ガープはエース救出に向かった不死鳥マルコを止める(ワンピース58巻 第567話)、センゴクはヒトヒトの実モデル大仏の能力を使い、調子に乗った黒ひげと仲間達を一人で止める(ワンピース59巻 第578話)という活躍をしていました。

しかし……

●エースを殺した(ワンピース58巻 第573話~59巻 第574話)

●白ひげの顔に重大な損傷を負わせた(ワンピース59巻 第575話)

●白ひげ海賊団の隊長達やジンベエ、イワンコフ、クロコダイルらに妨害されてもルフィにトドメを刺そうとした(ワンピース59巻 第577話~第579話)

などなどのサカズキの活躍(?)はセンゴクやガープのそれを遥かに凌駕するものでした。

とはいえ……この活躍度の違いは、彼らの立場や信条の違いから生じたものであって、けっして彼らの戦闘能力の差から生じたものではないでしょう。

したがって、頂上戦争時の活躍度からもセンゴクやガープとサカズキのどちらの方が強いのかを推し測る事はできませんね。

シキを二人がかりで倒したガープとセンゴクは本当に強いのか!?

週刊少年ジャンプ2009年21号に掲載され、映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』上映中の劇場で配布された『ONE PIECE』巻零に収録されている第0話には

●マリンフォードに一人で乗り込んできた金獅子のシキを相手にセンゴクとガープが二人がかりで戦った

●その戦いはマリフォードの町を半壊させた後、ようやく決着し、金獅子のシキはインペルダウンに投獄される事になった

といった事が描かれていました。

マリンフォードの町が半壊してしまったくらいですから、最終的に敗れたとはいえセンゴクとガープの二人を相手にシキがかなり善戦した事は間違いありません。

ですが……このシキが『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』ではルスカイナでの修行以前のルフィに敗れているんですよね……。

ルスカイナでの修行以前の覇気を使いこなせない(というか覇気の存在も知らない)ルフィに敗れたシキを二人がかりでようやく倒したとあっては、センゴクとガープの強さはそれほどのものではないという事になってしまうでしょうか?

インペルダウンに囚われたシキは、脱獄の為に両足を犠牲にしていましたし、センゴクやガープと戦ってから20年以上の歳月が流れてからシキはルフィと戦ったわけですから簡単に決めつけるわけにはいきませんけれどもね。

【2018年4月12日】

このページの内容と関連性が大きい

『海軍の人事システムの問題点』

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続けて『世界政府と海軍16 緑牛・藤虎と激突したドラゴン達革命軍にガープが加勢する!?』をご覧ください

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