世界政府が天竜人を世界の頂点に君臨させ続ける理由

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五老星さえ逆らえない天竜人

世界政府の最高権力者は五老星ですが、その五老星さえもが世界貴族=天竜人に対しては逆らうことができないようですね。

ドンキホーテ・ドフラミンゴの王下七武海脱退・誤報の件でマリージョアに抗議にやって来たサカズキに

「CP(サイファーポール)か……早ァ話が あんたらも頭飛び越えられたんと違いますか!? 天竜人の傀儡に!!!」

と言われた時には、その件に関して五老星たちも言い返すことができずにいましたからね。(ワンピース79巻 第793話)

(※ ドフラミンゴの件で動いたCP-0天竜人の直属です)

天竜人が世界政府を作った者たちの子孫とはいえ…

天竜人は、約800年前に世界政府を作り上げた20人の王の末裔です。(ワンピース51巻 第497話)

しかし、だからといって、それだけのことで世界政府が、約800年もの長きにわたって天竜人たちのことを世界の頂点に君臨させ続けてきたとは思えません。

あの傲慢で愚劣な天竜人たちが、世界政府の設立から約800年もの歳月を経てもなお世界の頂点に立ち続け、その傲慢な支配者を何かがあればすぐに海軍大将が出動するというかたちで世界政府が支え続けているのには、必ず何らかの理由があるはずです。

では、その理由とはいったい何なのでしょうか?

マリージョアの国宝を天竜人が握っているからか!?

ドンキホーテ・ドフラミンゴは、トラファルガー・ローから堕ちた天竜人でありながら未だにCP-0を動かせる力を持ち続けている理由を問われた際に

「おれが”聖地マリージョア”内部にある重大な「国宝」の事を知っているからだ!! それは存在自体が世界を揺るがす」

「あいつらにとっておれは最悪のカードを持った脱走者 殺そうにも死なねェおれに天竜人達は実に協力的になった…」

と語っていました。(ワンピース76巻 第761話)

この存在自体が世界を揺るがすというマリージョアの国宝を握っているために天竜人は世界の頂点に立ち続けられ、世界政府も天竜人を支え続けざるを得ないのではないかとも考えられそうです。

ただ……天竜人がマリージョアの国宝を握っているから世界の頂点に君臨し続けていられるのなら、当然、世界政府の上層部もマリージョアの国宝の事を知っているということになりますよね。

そうなると、天竜人は、ドフラミンゴに対するのと同じように世界政府上層部に対しても協力的にならざるを得ないということになってくるはずですけれどもね。

愚劣ではなく五老星さえも抑えられるような賢く聡明な天竜人もいる!?

天竜人というと生まれながらに持った自分たちの特別な権力に胡坐をかいた傲慢極まりない愚劣な連中ばかり(ドフラミンゴの父=ホーミング聖は例外として)のように思えます。

これまで、『ONE PIECE』(ワンピース)作品中に登場してきた天竜人がそんな連中ばかりでしたので、それが当然です。

しかし、まだ『ONE PIECE』(ワンピース)作品中に登場していないだけで、愚劣ではない……いえ、愚劣ではないどころか、非常に聡明で賢い天竜人だっているのかもしれません。

そして、その賢く聡明な天竜人の一族が代々隙を見せずにマリージョアを仕切っていて、五老星さえも抑えているということも考えられるのではないでしょうか。


※追記

第907話で天竜人の最高位が五老星であることが明らかになりました

【2018年6月11日】

続けて『世界政府と海軍11 赤犬サカズキがシャンクスと戦わなかった理由』をご覧ください

ワンピースネタバレ1110話 五老星全員が怪物の姿で登場』はこちらから

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