ルフィの父ドラゴンと祖父ガープの関係

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ルフィの祖父がガープなのも、ルフィの父がドラゴンなのも確かだが…

ルフィの祖父がガープなのは間違いありません。

ルフィの父がドラゴンなのも間違いないでしょう。

しかし、ドラゴンとガープの間に血のつながりがあるのかどうかはわかりません。

ガープの娘とドラゴンの間に生まれた子供がルフィで、ガープとドラゴンは義理の親子ということも十分に考えられるからです。

オフィシャルガイドブック『ONE PIECE BLUE DEEP』のガープのページでは、ドラゴンがガープの「息子」となっていて、ドラゴンのページではガープがドラゴンの「父」となってはいます。

ですが、ガープとドラゴンの親子関係が義理のもので、彼らの間に血のつながりがない可能性はあると思います。

チンジャオはドラゴンがガープの息子だと思っていたが…

「私は昔 ガープさんに殺されかけてね…… 孫子の代まで恨むと決めていた」と言っていた(ワンピース71巻 第708話)チンジャオは、ルフィに

「この恨み 孫の己に償ってもらおう…」

「息子ドラゴンの存在にもっと早く気づいていれば…… おのれが この世に生まれる事もなかったろう!!!」

と言っていました。(ワンピース71巻 第708話)

チンジャオは、完全にドラゴンがガープの血をひく息子だと信じ、疑っていなかったようですね。では、チンジャオがそう思い込んでいたようにドラゴンはガープの血をひく息子なのでしょうか?

いいえ、チンジャオがそう信じ込んでいたことは、ガープとドラゴンが実の親子であることを裏付ける材料にはならないはずです。

ルフィがドラゴンの息子であり、ガープの孫であることをマリンフォード頂上戦争の報道で知ったチンジャオが「ルフィがドラゴンの息子でガープの孫ということは、ドラゴンはガープの息子なのか」と勝手に思い込んでしまっただけということも十二分に考えられますからね。

ガープと似ているルフィ

ガープとルフィは、よく似ています。すぐに眠ってしまうところも、物凄くゴーイングマイウェィ(身勝手)なところも。

ですからナミは、ウォーターセブンで久々に再会したガープとルフィのことを見ながら「あの身勝手さ すごく血のつながりを感じる」と思っています。(ワンピース45巻 第433話)

そして、『ONE PIECE』(ワンピース)単行本65巻146ページのSBSに描かれた子供の頃のガープがまたルフィによく似ています。

ドラゴンに似ていないけど似ているルフィ

新聞に掲載されていた写真を見て、父ドラゴンの顔を初めて知った時にルフィは

「これがおれの父ちゃんか!!!」

「そうかー初めて見た あんま似てねェな」

と言っています。(ワンピース82巻 第824話)

無理もありません。実際、ドラゴンの顔とルフィの顔はあまり似ていませんからね。しかし、ドラゴンとルフィに似ているところがないというわけではありません。

革命軍幹部のエンポリオ・イワンコフは、ルフィがドラゴンの息子だと聞いた時に非常に驚いていましたが、段々と冷静になり

「たった今見せた常識外れの生命力…!!! 普通じゃない…!!! 充分にあり得る話…!!!」

と思っていました。(ワンピース55巻 第539話)

ドラゴンとルフィは、顔は似ていなくても常識外れの生命力はソックリなようですね。ただ、そのドラゴンの常識外れの生命力がガープの息子ゆえのものなのか、そうではないのかはわかりませんが。

気になるフーシャ村の村長の言葉

司法の島エニエス・ロビーで大暴れしたルフィの懸賞金が3億ベリーに上がった時にフーシャ村の村長ウープ・スラップは

「全世界を敵に回す様な凶悪犯が村から出たんじゃぞ!!! 世界政府にケンカを売る海賊など聞いた事もないわい!!」

と言っています。(ワンピース45巻 第440話)

たしかに世界政府にケンカを売る海賊は異例かもしれませんが、ドラゴンがガープの息子でフーシャ村出身だったとしたら、村長は、この時、こうは言わなかったのではないでしょうか。

なにしろ、ドラゴンがフーシャ村出身だったら、既に村から世界政府を倒そうとして戦い、「世界最悪の犯罪者」と呼ばれている男が出ているということになりますからね。

また、この時に村長は

「親子3代どうかしとるわい…」

とも言っていますが(ワンピース45巻 第440話)、この親子3代とは

1 ガープ、ドラゴン、ルフィのこと

2 ガープ、ルフィの母、ルフィのこと

のどちらとも解釈できます。2の場合には、ルフィの母親も「どうかしとる」と村長に言わせる人物ということになりますね。

ガープはルフィのことを「わしの子供の子供」と言っている

ガープが繰り出す拳骨隕石(メテオ)・拳骨流星群の攻撃をかわし、「こっから おれ達本気で逃げるからな!!! またどっかで会おう」と言ったルフィに対し、ガープは

「おんのれ わしの子供の子供のクセに生意気な!!! ルフィ~!!!」

と言っています。(ワンピース45巻 第439話)

「息子の息子」ではなく「子供の子供」と言っているところが引っかかります。「息子の息子」ならドラゴンはガープの息子と特定できますが、「子供の子供」ではガープとドラゴンが実の親子なのか義理の親子なのか特定できませんからね。

また、ガープがルフィに

「お前の父の名は「モンキー・D・ドラゴン」 革命家じゃ」

と教えた時(ワンピース45巻 第432話)も「わしの息子」ではなく「お前の父」と言っているところもガープとドラゴンが義理の親子で血のつながりがないことの伏線になっているようにも思えます。

続けて『ルフィ7 ルフィが魚人島を滅ぼす時』をご覧ください

ワンピースネタバレ1112話 マーズ聖がパンクレコーズに』はこちらから

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